肩関節後方関節包の拘縮について
肩関節後方関節包の拘縮について
肩峰下インピンジメントの起こる原因としては、関節拘縮、腱板筋の機能低下、肩甲骨運動の異常など様々ある。
Murakiらによると、肩関節後方関節包の拘縮によって、関節窩から上腕骨頭が偏位することが報告されている。拘縮組織と反対側に上腕骨頭が偏位することによって関節包内運動の異常が生じ、接触圧が増加することが考えられている。
参考文献:"Muraki T et al:Effects of posterior capsule tightness on subacromial contact behavior during shoulder motions."